清々しい陽気に誘われて、三次市の三良坂までやってまいりました。
三良坂と言えば、我々も日頃大変お世話になっております
「三良坂フロマージュ」に今回はお邪魔いたしました。
チーズのコンテストの受賞や飛行機の機内食での提供等、
今や全国的にも有名な「三良坂フロマージュ」。
広島にこんなチーズ農家があるなんて、なんだか誇らしいですね。
可愛らしい建物が見えてきました。
ピカピカ♪
以前の店舗からこの8月に新しいお店に移転なさったばかりです。
行ったことがある方は、お気付きになりましたか?
屋根の所に チーズとヤギとウシのマークが!
それでは店内に
「おじゃまいたしまーす」
入口にはチーズのショーケース。
大きな窓から差し込む日差し、開放感のある店内です。
写真の中央辺りにウシが見えますか?
お店の庭から向かいの山は、三良坂フロマージュさんの牧場です。
牧場といっても山をほぼそのまま使っておられる山地酪農。
自然放牧でウシやヤギが元気に育っています。
みんな元気に走り回っていました。
走るウシってなかなか見ませんよね?
元気な証拠なんでしょうね。
ウシはブラウンスイスという種類で雄雌合わせて10頭
ヤギはアルパインとザーネンという種類合わせて30頭いるそうです。
エサは草のみで飼育され、穀物などは与えていないとのこと。
なるべく自然に近い環境で実現されたいのがよくわかります。
始めた頃、周囲の方からは「キチンと育つのか?」と心配されたそうです。
「でも元気に育ち、胃も丈夫になってるみたい」とおっしゃっていました。
山の草をしっかり食べて、元気に走り回り
美味しいミルクを分けてくれているのがよくわかりました。
ですので皆さんエサは与えないでくださいね。
勝手に入ってはダメですよ!
ここでしか味わえない新商品。
「えぇ~ヤギのソフトクリーム」と思ったそこのあなた!
一度食べてみてください。
コクがあるのにあと味スッキリの美味しいソフトクリームです。
もちろん本業のチーズも定番のチーズ9種類と季節のチーズがあり、
新しい挑戦もされています。
高校卒業後、酪農に興味を持って志し、スタートされたチーズ造りは10年目を迎えるそうです。
「自分の育てたヤギやウシから採れるミルクで、三良坂の風土に合ったチーズを造って行きたい」
とあくまで自然体でおっしゃるご主人が印象的でした。
フランスでは「チーズ造り(農家)は100年かかる」と言われています。
三良坂フロマージュさんの挑戦は始まったばかり、
100年後の未来を見据えたお仕事をなさっています。
<三良坂フロマージュの松原さんご夫婦>
出来上がった物に、造り手の人間性が現れると聞いたことがあります。
三良坂フロマージュのチーズの味わいは、
ご夫婦のお人柄そのままにピュアで深みのある味わいです。
セイホウ・オンブラージュでも
三良坂フロマージュのチーズをご用意しております。
是非一度お試しください!
À bientôt!